SSブログ

増える一方の移民 誰が手引きをしているのか? [国際情勢]

何気なく読んだメルマガにて、人口3000万人の国から日本に10万人もの人が出稼ぎに来ていると書いてあった。


いくら親日国でも人口3000万のうち、日本への出稼ぎ移民10万人は多すぎる。


親日国民であろうが、反日国民であろうが移民が増えることについて私は反対である。


そこそこ文化の違いがある中で、なぜネパール人が人口比でこんなに多いのか。誰かが手引きしているのではないか。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「宮崎正弘の国際情勢解題」 

  令和四年(2022)2月22日(火曜日)

     通巻7227号

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 親日国家ネパールで奇妙な暴動 政権は極左マオイストと左派の連立

  米国の3億ドル援助の批准を巡って議会が紛糾

****************************************


 2月20日、カトマンズで暴動が起きた。

警官隊が出動し、催涙ガスで鎮圧したが、彼らが掲げたのは「米国の3億ドル無償援助が問題だ」と言うのである。「反対」ではなく、問題というのは、ネパールの主権に拘わるからと主張している。


 じつはアメリカの3億ドル援助は紐の付かない、無償援助でMCCプログラムと言い、2017年に決定している。ネパール議会の少数政党乱立による大混乱で、まだ批准がなされていないのである。

 人口およそ3000万人。一人あたりのGDPは1200ドルそこそこで、山岳地方へ行くと貧困家庭が目立つ。山を越えると部族がことなり、政党政治というより部族政治の側面が強い内陸国家である。


 ネパールが王制から民主選挙の下、民主主義体制に移行したが、投票結果はマオイスト、マルクスレーニン主義政党、人民党、社会党と少数乱立。なにしろ政党が25前後あり、このうちの23政党がマオイストか、もっと左。議席のない極左セクトが多い。


 元国王は旧王宮にいるが、王制支持の保守は議会で少数に転落している。ならばマオイストは暴力革命を目指しているのか? というとそうでもないらしい。

カトマンズの町は中国人に溢れているが、最大援助国は米国、ついで旧宗主国の英国。三番目が日本だ。日本食レストラン、居酒屋は殆どが中国人となった。


 ネパールの親日ぶりは、町を歩くとすぐに分かる。在留邦人は千名そこそこだが、日本に出稼ぎに来ているネパール人は十万人近い。


マオイスト国家なのに、ヒンズー教徒が圧倒的。ネパールの北西ルンビニでお釈迦様は誕生したが、仏教徒はすくない点でインドの宗教分布と似ている。

 ネパールは独立後、インドの保護国というイメージだったが、反インド感情が強い。グルカ兵を国連に出しているので、「世界平和を維持している貢献国」と、カトマンズ空港の大看板がある。


 現在のデウパ首相は、過去に四回首相を歴任しており、今回が五回目の首相就任で連立与党を引っ張る。来日歴が二回。ヨガの達人ともいう。

 ならば現在の大混乱をヨガで乗り切れるか?

   □○◎○☆み○◎○や○☆△○ざ☆○◎☆◎き◎△☆□ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

nice!(30)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 30

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。