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迷惑施設化する保育園の問題 [社会動向]

待機児童問題が表面化したことに伴い、全国的に保育園施設が新設ラッシュ状態にある。

しかし、最近になって、二種類の騒音被害が発生していることを知った。



一つは、園児の声による騒音被害。

子供嫌いの人には堪えがたい気がする。裁判を起こす住民までいる。




保育園・幼稚園の騒音問題と防音対策



保育園の騒音問題~実際に起きた2つのケースと園の対応、経験談~



2017-4-1 保育園の騒音をめぐる裁判 ~判例(神戸地方裁判所平成29年2月9日判決)より~



「園児の声うるさい」…保育園は“迷惑施設”か



保育園の隣に住んで、発狂レベルの騒音を体験して思ったこと





もう一つは、保育園に設置されたガスヒートポンプによる「低周波音被害」である。



GHP(ガスヒートポンプ)による「騒音被害」が、「低周波音被害」へ進行中



寄稿:ガスヒートポンプエアコン室外機(GHP)騒音被害 「参照値」越え騒音下で10年間





社会的に認知が十分でないこともあり、低周波音被害は潜在的に広く発生している可能性がある。ガス会社により安価あるいは無償工事で設置されることによる一種の公害である。



厚生労働省はこのような低周波音被害が発生することを想定したのであろうか。自治体は園児の声に対する苦情には敏感だが、設備が原因となる低周波音には無関心のようだ。

ガスヒートポンプを拡販しているのはガス会社である。


騒音被害実態が広く知られることで、保育園は今や社会的に迷惑施設と認識され、今後は、新規立地を断念するケースが続出することになるのではないか。

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