騒音問題が発生すると、騒音測定しないと騒音量が特定できないとする見方が大部分だが、そんなに大袈裟に考えなくても凡その騒音値がどの程度か調べる方法がある。



・機器銘板からおおよその騒音値を推定する方法


機器の銘板から型式を特定しメーカーカタログ値を調べ、そのうえで、受注した企業に対し型式と騒音値を確認する方法がある。

一品ものでない設備の場合は、カタログに書いてある騒音値が、実測の騒音値に近い。カタログどおりの性能を発揮すれば、カタログどおりの騒音値となるという考え方である。


・一般的な騒音値の目安から実際の騒音値を比較する方法


次に、一般的な騒音値の目安を参考とする方がある。


http://www.city.fukaya.saitama.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/31/souon_ookisa.pdf

騒音の大きさの目安



その他、自働車騒音(室内騒音、走行騒音)で比較することも考えられる。これは、騒音発生設備の騒音量と自動車室内騒音、自動車走行騒音と比較する方法である。

室内騒音は60db、走行騒音値は、下記数値が参考となるが70dbは超えている。


https://izumo-econavi.com/wp-content/uploads/2013/09/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E9%A8%92%E9%9F%B3%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95%E3%81%AE%E8%A8%B1%E5%AE%B9%E9%99%90%E5%BA%A6.pdf

自動車騒音の大きさの許容限度




特定設備について、騒音が気になるなら、毎日克明にメモを取る習慣は必要となる。自治体の環境窓口に騒音問題について問合せするなら当然のことである。