新築戸建ての庭に、天然柴ではなく、人工芝を張る家が増えている。

天然芝の家は、近所ではまったく見かけない。私の家だけと言っていい。


天然芝とはかれこれ25年くらいの付き合い。最初は種からやったが、高密度の芝とするのが難しいことがわかり張芝に切り替えた。


土の上に、張芝を置くのだが、その前に、土は深さ最低20cmくらいはふかふかの土にしておき、石ころ等除去する必要がある。

その上に買ってきたばかりの芝を乗せる。芝の端の部分には、薄く土を載せるのがコツ。


ホームセンターで置いている巻芝の根は、ほとんどない。土の上に置いて、たっぷり散水すると二週間後には、5cmくらいの根が伸びている。


ここがポイント。発根しやすい土であることは必須条件。


芝刈りもしなくてはならない。道具は、安物の芝刈り機と芝生ハサミの二種類。端は、角型スコップで揃えている。






ただし、刈込み過ぎは芝を枯らす原因となりかねないので、刈込み高さは2cmくらいの高さで止めておくことにしている。ポイントは短く刈り込まないこと。



芝刈り後に芝が枯れる2つのパターン、その原因と対策をご紹介!

https://shibahunomikata.net/archives/416



猛暑の時期となると、早朝、夕方の散水は欠かせない。初めて張った年はそうしないと枯れてしまう。



芝生の張り方

https://www.komeri.com/howto/html/00630.html



初年度はこうして終わる。


問題は2年目以降。どうしても雑草に侵入される。見つけ次第、草抜きで抜くのが一般的だが、季節によって草抜きのやり方を変えるようにしている。


春先は、補充用の巻芝を購入、購入後、一旦芝を空いたスペースで1~2週間養生(芝を張るのと同じ)、しっかり発根させる。

次に、移植させる場所を特定。

角型のスコップでしかるべき長方形に切断、雑草が目立つエリアの芝とほぼ同じ面積で切除した後に嵌めこむ。

こうすることで、芝のリフレッシュが進む。


画像は、補充後1カ月後の芝。補充した芝ともともとあった芝の色が少し違う。そのうちに同色になっていくので心配ない。




夏場以降は、見つけ次第、草抜きで抜くようにしている。








以前は、春も夏以降も見つけ次第、草抜きで抜いていたが、こうすることで、雑草と格闘する時間が減った。


芝は畳八枚分。水撒きは気持ちがいいものだ。

孫たちが遊びに来て、天然芝の上を走り回っている姿は、何にもまして爽快、かつ楽し気に見える

また、天然芝は、庭の植物(宿根)とマッチする。イングリッシュガーデン風のボーダーガーデンの庭に、天然芝は必須アイテムである。


ボーダーガーデンとは? つくり方やおすすめの植物をご紹介

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