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ガーデニング 安全・疲労・故障対策 [ガーデニング]

今年は、ほとんど毎日、日の出前後から2時間弱、庭や花壇で作業を行った。


今回は、一人のガーデニング作業者の視点で、安全・疲労・故障対策廻りのウンチクを述べさせていただく。


例年、夏から秋にかけて、膝か肘を痛めたが、今年は春から秋、ガーデニングとウォーキングを続けることができた。


故障せずに済んだのは、膝、肘、腰にサポーターのおかげである。


膝、肘用のサポーターは、メーカーはD&Mのものを使用している。

D&M 肘サポーター.jpg


しゃがむ時間が長いと膝を痛めやすくなる。ハンドスコップ中心で作業して肘に負担がかかると夏場が来る前に肘を痛めることが度々あった。締め付け感あるものが経験的にはベスト。


腰用のサポーターは、日本シグマックスのもの。価格的に安い割に、しっかりしたつくりである。

シグマックス 腰サポーター.jpg


長靴は、爪先に鉄芯入りのショートタイプのゴム長靴が定番。ショートタイプにしないと、足が蒸れてしまう。メーカーは価格的に同水準ならミドリ安全のものを選ぶようにしている。

ミドリ安全 ゴム長靴.jpg


手袋は、軍手だと破れやすく洗ったあと乾きにくく、根にさわると皮膚が腫れる宿根草がある関係で、ゴム手袋に切り替えた。各社のゴム手袋いろいろある中で、ガーデニング用としては、500円以内、シームレスコーテイングで補強され怪我しにくい素材で、蒸れにくいという条件に合致するものとして、ここの所、川西の手袋を集中的に使っている。

川西 バイオグリップ.jpg


山菜取り用には、手首を保護する少々長めの手袋とする必要がある。


帽子は、早朝薄暗い時間帯での作業なので、不審者と間違われないために、警備会社風のキャップを被るようにしている。

アポロキャップ.jpg


一応、巡回するパトカー、新聞配達、ジョギングされる方、ウォーキングされる方と遭遇する。皆さん顔見知りである。


ガーデニング作業終了後、40分間ほど時間をかけて今年からウォーキングすることが習慣となった。すれ違った際、初対面でも挨拶される方がおられ、こちらも挨拶するように心がけている。


清々しい朝は何物にも代えがたいものである。

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「左右対称花壇」は可能なのか [ガーデニング]

過去数年間、ベルサイユ宮殿ほどではないが、球根あるいは宿根草で左右対称花壇になるのか、春先、初夏の花壇で試してみました。


どうなったか、画像にて説明します。


・春先の花壇

球根類の場合、左右対称に植えておけば、一応左右対称ぽくなります。

不動201905.jpg


・初夏の花壇


ところが、初夏の花壇、宿根草を左右対称に植えた場合はどうだったのでしょうか。


和洋折衷タイプ、和風タイプ、洋風タイプそれぞれ試してみました。
どれも宿根を植えた時点にて、左右対称となることを意図したものです。


横山和洋折衷201807.jpg


木場 和洋折衷201807.jpg


Ohtsuki和風201807.jpg


木場洋風202007.jpg



なかなかうまくいきません。全体のバランス含めてです。


原因となりますが

花壇の土が少なすぎて、花壇の土が乾燥しやすく

株分け直後の成長途上の株の場合は、確実な開花が期待できず

その結果、成長途上の株とそれなりに丈夫な株では、開花状態に違いがあること

が考えられます。


見る人に左右対称であることを意識させるには、確実に開花しそうな丈夫な株を左右分ペアで揃え、当初の予定どおり開花させる必要があります。


そこで、対策として

①雨が少ない時期は水撒きを励行する

②植える予定の宿根草をそれなりの大きさになるまで別の場所で育てる(一種の圃場の確保)

③花壇に庭の土を足す

ことにしました。


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花壇を美しく見せるコツ [ガーデニング]

過去7年間、それなりの交通量ある通りの花壇に宿根草や球根を植え、維持管理してきた。それなりの知見を得たので、以下に勘所を紹介する。
1.街区全体を美しく見せるための基本中の基本
・小石を拾う
・道路脇の雑草はきちんと抜いておく
・ゴミは放置しない
2.花壇デザインに関する事項
・同じ花壇を二つ創らない
・付近の住宅とマッチしやすい、花壇ごとのテーマを設定する(色調、雰囲気、特定の品種中心、和風・洋風・和洋折衷)
・過度に目立ち過ぎる花壇は創らない
3.レイアウトに関する事項
・レイアウトに規則性を持たせる(左右対称、曲線)
・通りの反対側からみた見栄えを優先する
・過度に密集させない
・極端な大株とはならない様、間引きする
4.品種選びに関する事項
・特定の品種にこだわらない
・その場所、その花壇で生育しやすい植物を選ぶ
・可能水やり頻度を考慮し植物を選ぶ(遠くにあり、水やりが難しい花壇は基本はほったらかしとなる)
・春から秋にかけて切れ目なく咲く様にする
5.株の大きさに関する事項
・開花するのに必要な大きさの株を揃える
・うっとおしい雰囲気の花壇としないために適度に間引きする
5.その他日常管理
・開花後の切戻しを励行
・雑草が増える時期は集中的に草むしりする(最も多い月で月5回前後、降雨が続いた直後)
・植物が抜き取られたり、越冬できず枯れる場合を想定し、別の場所にバックアップ苗を確保する
・じょうろでの水遣りは大変なので、ホースを継ぎ足して散水する(60mくらいの範囲は散水可能)
本格的に始めて今年で7年目。やること、やったことによる効果がわかるようになった。
作業量的には、ピークを過ぎ、掘り起こし作業が少なくなり、維持管理的な作業中心となった。
作業時間は早朝。早朝は私にとって最もクリエイティブな時間である。
最後に、同じ花壇の二つの画像をサンプル的に紹介する。
横山20240707 花壇ノウハウ紹介.jpg
横山20240723 花壇ノウハウ紹介.jpg

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花壇の散水について [ガーデニング]

ここ数年間取組んでいる、自治会役員公認状態でのボランティア感覚でやっている、街区の花壇(計10個以上)の散水方法と散水道具の活用実態について述べたい。



1.散水方法


自宅庭の屋外散水栓で水を汲み、運ぶ。

水を運ぶ方法は3つある。


・都度、8~10Lクラスのじょうろに水を入れ、運ぶ(結構しんどい)

・散水ホースで散水する方法(向こう三軒両隣の花壇を想定)

・キャンピング場で使用するキャンピングカートに、大型のじょうろを3つ入れて運ぶ(一番遠い花壇用)


今現在やっているのは下二つ。


2.散水道具


・じょうろ

大中小、4つある。その中で、それなりの量で持ち運びやすい8Lクラスをメインで使用


・散水ホース

ホース径は15ミリ(内径)。

なるべくねじれに強いホースを購入するようにしている。

50メートル、リール付きの散水セットは高いので、普通の30メートルのリール付き散水セットに、古いリール付きの散水セットを延長ホースとして活用することで、50メートルの散水ホースと同等の機能を確保した。両方ともリール付きなので、使わない時は巻いている状態。

グリーンライフ 散水ホース.jpg



・コネクター

屋外散水栓の蛇口、延長ホースの接続等、基本的にタカギ(日本のメーカー)のコネクターに統一している。

タカギ ネジ付きニップル.jpg


タカギ コネクター.jpg



3.散水時間

交通量多い時間帯は、通りの反対側への水まきは面倒なので早朝4時台に実施。

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街路花壇管理のコツ [ガーデニング]

花壇は大きく分類すると、①街路樹ある花壇と街路樹がない花壇、②日当たりが良すぎ乾燥傾向にある花壇とそうでない花壇がある。

都合、街路樹がある日当たり良い花壇、街路樹がなく日当たりが良い花壇、街路樹があり半日陰となる花壇、街路樹がなく半日陰となる花壇、整理上4種類に分類することが可能である。



このうち、宿根草の生育が困難かつ生育上最も障害となるのが、「街路樹があり日当たりが良すぎる花壇」である。

そこで、これまでの取組みにおいてどんな処置を通じて、宿根草の生育に適した管理しやすい花壇としたのか、以下に解説する。


・根が地表に向けて伸びる街路樹の問題

街路樹の根は通常、地中1メートル程度まで張ることが多いが、地中深く行かない街路樹が少なからず存在する。そういう街路樹がある花壇の場合、花壇全体に根が張り、水をやってもやっても根がどんどん上向きに向いてくる傾向があり、放置すると花壇全体が上向きに伸びる根が占拠することになる。

こういう花壇の場合、街路樹を枯らさない程度に、周辺を掘り返してみて、根が上向きに出ている周辺(末端)の根を除去する必要がある。(管理する自治体は当該地区の街路樹について減らす方針であることを表明している関係で枯らさない程度なら問題なさそうと判断している)


・花壇の土は質の悪い土(残土レベル)である問題

一度掘り返してみて、花壇に投入している土の性状・特性は、とても植物の生育に適した黒土レベルのものではなく、粗悪な残土レベルのものだらけであることがわかった。そこで、庭にあるコンポスト処理した栄養分ある土を

スコップで底さらいした花壇に上乗せした。施工上は土は花壇の地表面より下になっているが、花壇よりも5cmくらい上乗せした。この処置により、花壇が乾燥しにくくなったようである。


・花壇に長くこびりついた雑草対策

花壇の縁にスギナの根が繁茂し、何度除去したつもりでも何度もスギナが生えてくるが、コンクリート枠にスギナの根がこびりついてそうなっているケースがある。とりあえず花壇内部全周掘り返し、諦めず根気強く対応すれば(スギナについては1週間間隔で見つけ次第除去)、その花壇から最終的にスギナを根絶することが可能である。


・水分対策

花壇の土はは、春先は水分を多く含む傾向にあるが、夏になるに従って、花壇の土が次第に締まり固着化する。庭の土はなかなかそうはならないが、7月に入ると花壇の土は深さ10cmでも乾燥し締まった状態になっている。そうならないために、気象庁のHPや最近の天候状況から判断し、こまめに水やりを実施するようにしている。

水やりの時間は、早朝4時台。日の出直後の誰もいない時間帯に、自宅の散水栓のホースを延長し、自宅から30メートルくらい離れた花壇まではなんとか散水ホースで水やりできるようにした。通行量が少ない時間帯なので通りを挟んで散水実施している。水道代はかかるが、自分で植えた植物を自分で枯らすようなことはしたくない。


これらは、道楽いや自己満足で完全自腹でやっていることである。

幸いなことに自治会公認、近所の方の公式の了承(一部暗黙の了承)を得てやらせていただいている。



人より早く早起きしてしまう自分にとって早朝の有意義な時間潰しとなり、花壇のデザイン・施工は思った以上にクリエイティブな世界(ボケ防止にもなる)であることに満足している。


言葉で説明しても実態がわかりにくいと思われるため、どんな管理状況なのか二点の画像にて解説させていただく。


一つ目は春先の花壇の様子。

空き地西2020修正昭和の回顧録.jpg

街路樹がある比較的半日陰傾向にある花壇での、水仙、チューリップ、スノーフレークを組み合わせた事例。


続いて、街路樹がない日当たりが良い花壇の初夏の植え込み事例。

横山2018修正昭和の回顧録.jpg

この時期は試行錯誤的にいろいろ植えこんだが、アスチルベが強い日差しと乾燥に弱いことがわかり、最終的に移植した。


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