その昔、ピアノ曲ではアシュケナージという演奏家のCDをよく聞いたものだが、最近は聞く気がしない。どちらかと言うと避けている。

アシュケナージから遠ざかる理由は、メロデイラインはそれなりだが、メリハリが今ひとつなく、平坦な印象が強い。


ショパンものなら、サンソン・フランソワの方が印象に残る。ポリーニやミケランジェリの冴えわたった演奏と比較するとアシュケナージの演奏はBGM並にボヤッとしている。


ピリスのショパンのノクターンを聴くとアシュケナージのショパンのCDを買った自分が恥ずかしくなった。




同様のことは、ルービンシュタインについても当てはまる。


実は、アシュケナージ、ルービンシュタインはユダヤ人だそうだ。ユダヤ人ピアニストの背後には、ユダヤ人富豪と、コロンビア・アーティスト社がついているとの情報がある。




欧米の音楽界で成功するにはユダヤ人であるか

https://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/2010/12/post-3dcf.html



つまり、彼らは実力以上に評価されているのである。


アマゾンのコメントなどに、時折同様の意見を見かける。

ユダヤ人ピアニストの場合は、実力で有名になったかそうでないかくらいは、自分の耳で確かめる必要はありそうだ。