かつて膝と腰を痛めたことがある。いろいろ試行錯誤して、なんとか復活、長距離登山も苦にしなくなった。


以下は、経験談。



私はウオーキング派ではなくジョギング派だが、足を痛めないために気をつけていることが四つある。



それは、デコボコ状態の歩道を歩かないこと、運動靴を選ぶこと、インソールを修正すること、厚めの靴下を履くことである。



歩道は、必ず水勾配がついている。雨水を排水するために水平ではない。傾いた道を長く歩いて膝や足首に負担になるような気がする。それならむしろ、舗装されていない公園のグランドを歩いた方がいい。


運動靴は、ソールが厚めで底がぐにゃぐにゃしにくく、全体的に固めの構造で、土踏まずの部分がフィットするのがいいと思う。値段的には1万円前後となる。


インソールはオーダーものだと1万円。既製品で数千円となる。厚めの長靴の底に入れるインソールを切るなど加工し土踏まずの部分に差し込む方法がある。インソールを複数組み合わせてセットすることになる。この場合は、靴はやや大きめのサイズとなる。要するに、チューニングした靴を履くということ。


インソールの重さを気にしないのであれば、ソルボライトがいいと思う。長靴で長時間歩くのに向いている。ただし、固めの靴でないと使う意味はない。




厚手の靴下は、登山用の靴下であれば大丈夫。衝撃吸収に役立つ。



特に運動靴の選び方が重要。とにかく足形に合うものを選ぶこと。足形はメーカーによって微妙に異なる。運動靴なら、ミズノが日本人に合っている。革靴であれば、私の場合、月星とハッシュパピーの靴が合っている。



幅広甲高の人なら、少々高くでも幅広の4Eで揃えるべきと思う。私の場合、膝や腰にちょっとした故障をかかえているので、負担をかけないために、靴を履いて立ったときに土踏まずでしっかり受け止めるような感覚でセッテイングしている。