先日、ちょっとした手術的処置のために入院することになった。若い人は日帰り処置するケースであるが、中高年の患者の場合は医師は、患者の安全のため入院を選択する。

ブログ更新が滞っていたのは、入院とその前後の生活環境等の変化のためである。


さて、手術の前後、医師に対し、喧嘩腰で対応する患者(家族)、医師を怒らせるような患者(家族)がいることを知っている。

私は感心しない。手術を受ける場合、患者からみて、医師に命を預けるも一緒なので、医師に対しては最善を尽くしていただくべく、礼を尽くすべきと思う。

私は、手術の予約に際し、医師に素直に、宜しくお願いしますと言い頭を下げ、診察室を退室した。


気に入らないなら、手術決断前に病院を変えるべきと思う。


実際、手術室の状況は、繁忙感を極めていた。看護師たちの雰囲気から、ろくに休憩もとらず立ちっぱなしで対応していることがわかった。私は、その日最後の患者、混んでいる手術日程の中、早期に手術したいとする私の要望を受入れ、その日に手術予定を入れてくれたことがわかったので、医師の配慮に(心の中で)感謝した。


ただ、その日は、早朝から下剤の服用等、緊張が続き、血圧が170に上がってしまった。そんなことは今までなかった。手術は思ったより時間がかからず、痛みもなく、気がついたら終わっていた。


術後の異常はまったくない。術後の生活については、病院で渡されたメモを読み、激しい運動は避け、規則正しい生活を心がけている。


何より、手術前よりも気分的にすっきりしたことに驚いている。


手術を通じて、改めて、普段の(診察時の)医師との対応の重要さを認識しつつあるところである。