トイレットペーパーやテイッシュペーパーのことではない。


長期間寝たきり生活となった場合に備えて、買い溜めしておきたいものの話である。



寝たきり生活なので寝具やタオル類が中心となる。


品物的には、パジャマ、枕カバー、ベッドシーツ、タオルケット、タオル類が該当する。



・パジャマ

パジャマは、オールシーズン用、夏用、冬用など、シーズン別に三、四枚と考えると十数着必要。寝たきりの生活なので気に入った柄の方が闘病生活が乗り切りやすい。

メーカー的には、イトーヨーカ堂が扱う国産のパジャマ中心。予算は一着五千円前後。お気に入りは厚手のワイシャツ生地のパリッとした感じのものだが、あまり売っていないので、店頭で見つけ次第購入するようにしている。

パジャマについては、気に入った品物を長く使うことを心掛けている。一番古いのは、四十年前に買った無印良品の夏用のもの。年に二、三回程度しか使わないが、他に類似の生地がないため、使い続けている。



・枕カバー、ベッドシーツ

枕カバー、ベッドシーツについては毎月一度、交換することを想定する前提での枚数が必要。こちらも、気に入った柄を短期間で発掘するのは難しいこともあり、半年くらい品定めし、買い揃えた。



・タオルケット

喘息持ちなので、タオルケットは必需品。冬季は厚手、夏季はガーゼ素材のものが必要となる。オールシーズンもの含めて数枚保持してローテーションすることになる。

タオルケットを消耗品と考え、二千円前後の安物で揃える方法もあるが安物はそもそも長持ちしない。タオルケットは値段と性能が比例する商品である。五千円くらいのものであれば不満はない。

タオルケットなので裏面の糸がほつれてくることがあるが、放置しないでマメにハサミで取り除いておくと、後々見苦しくない。長く使うために避けては通れない。

毛布類は、どうすべきか試行錯誤している。重すぎると寝ていて圧迫感がある。軽すぎると肩口からの隙間風みたいのが入りどうしても気になる。この場合、毛布単品ではなくカバーと組合わせることで隙間風はなんとかなりそうだ。綿毛布は、重たくなるだけのような気がしており使わないようにしている。



・タオル類

タオルは、バスタオル、フェイスタオル類。柄次第で気分転換になりえることもあり、リサ・ラーソンなどのブランドものか日本製のもので揃えつつある。生地的には、分厚く頑丈なもののみ。価格的には、バスタオルは二~三千円くらい。フェイスタオル八百円前後。ブランドものはデザイン的に飽きが来ず、長持ちするものが多い。



今のところ、パジャマ十数枚、タオルケットで数枚。バスタオルで十枚近く揃えた。多すぎると思われるかもしれないが、寝たきりの生活になると、外出がままならず気に入った品物が揃うことは不可能。

健康で歩けるうちにこつこつと気に入った品物を揃えておくことが、万が一の時の生活維持・改善に繋がりそうな気がするのである。