本当はしてはいけないのだが、世間話がやめられないない場所がある。


世の中には、いろんな売り場で、世間話をしたがる、ジジ・ババ世代がいる。廻りに友人がいない、なんとなく孤独、気分転換に話し相手を求めつつ買い物などをする人たちが結構いる。


病院の看護士さん、売り場の人たちはそういう扱いに慣れている。私は、病院で血圧測定などをやる際、話しかけやすそうで若づくりの看護士を見つけると、家内に話しかけるような感覚で、つい、世間話をしてしまう。


私の家内は、そういう世間話好きな人たちの話相手を売り場で積極的にやっている?せいか、客から差し入れを頂いたりすることが度々ある。業務的に頂いたりするのは問題?なのかもしれないが、客からモノを頂くことが職場で許容され、慣例となっているせいか?それを家に持ち帰り、私に食べろというのである。私は私でオヤツ代わりに有難く頂戴する。


品目はいろいろ。ケーキ屋のクッキー、パチンコの景品、スーパーのお菓子、客の親族が箱で送ってきたミカン、庭でとれたサクランボ、調理した物などなど。


今や、高齢者が気楽に行ける場所は少なくなっている。コロナ下の現状で話し相手を見つけるのに苦労している方は確実に増えている。菅政権は、自殺者増加に危機感を持っていると聞いている。


私はどうしているか。こういうご時世なので、人に話しかけることは避け、別なことに熱中するようにしている。人恋しい時もあるが、人混みの中にいくとかえって疲れてしまうためだ。むしろ、見知らぬ人から挨拶され、話しかけられる自分でありたいと思っている。