本当に(政治の)プロなのか [政治・行政]
最近閲覧したユーチューブ動画(主に保守系)から、動画内容に関し、気になった特徴を列挙させていただく。
評価的にあまり芳しいものではない。
・そもそも動画企画書という概念がなく、事前準備不十分なまま動画配信するため(ナレーション原稿作成を省略)、同じ言葉の重複がみられるなど内容的に散漫となるケース
・視聴者の時間的制約を考えず、ワイドショー感覚で、原稿にすれば5分で説明できることを1時間近くダラダラ語るケース
・話が簡潔明瞭でなく、情報を小出しにするなど、長時間視聴させることを意図するなど、視聴者囲い込みが配信目的とみられるケース
・証拠情報の出所、開示が曖昧なケース
・酒席での動画配信が常態化しているケース
政治家が宴会モードで(動画などで)政治を語るのは、マナー、作法的に不謹慎という見方がある。民間人だから、宴会モードで政治を語るのは許されるのか。尖閣問題、人権問題等、対応する人の生死にかかわるテーマで語る場合、襟を正し正座モードで情報配信すべきではないのか。
・スター芸能人感覚で(独り語りの)ライブ配信を連発するケース
そもそもライブとは出先での現地生放送のケース、予め予定された講演会など、生放送でなければ配信できないものに限定されるべき。
・あれもこれも首をつっこみたがるが結局どれも中途半端となるケース
・特定の政治課題について、問題であると指摘はするものの、何の対応策を示すことがなく、状況がどんどん悪化しているのを傍観しているように見えるケース
これら現象から、そもそもプロのレベルに達しているのかという疑問が沸く。
分野は異なるが、下記園芸動画は、言論作法を心得ていると思う。
ブルーベリーの正しい剪定方法と時期やコツ! 初心者が注意したいポイントとは?
態度的に、若き園芸家は一見不真面目に見える。しかし、配信目的を示し、押さえるところは押さえ、伝えるべきところはきちんと伝えている。根拠情報等の説明もある。園芸のプロとして情報配信のツボを心得ている。
(政治の)プロを装う動画配信者たちは、園芸のブロと比較し、そもそもプロのレベルに達しているのか。
政治のプロとして動画で稼ぎたいなら、ツボを心得るべきと思う。
素人レベルの動画まで視聴する必要はない筈である。
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