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「テレビのない生活」に戻すという選択肢 [メデイア 言論]

先日、東京電力管内にて、電力需給ひっ迫で節電の呼びかけがあった。
業種別の電力消費量を見て改めて驚いた。
業種別電力消費量.jpg
目先、庶民が確実にできる節電対策として、パチンコ屋には絶対に行かない、テレビを見ない、照明を暗くするなどの方法がある。
テレビを見なくなり、照明をLED中心に入れ替えてから昼間の電気代は3割くらい減った。今後もテレビを見ない生活が続きそうな気がしている。
代わりに、テレビのモニター、スマホ、タブレットで動画やオンデマンド配信番組の視聴機会が増えつつある。
今や、テレビの放送時間に合わせる生活ではなくなった。
さて、テレビのない生活に戻すと聞いて何を思い浮かべるであろうか。
最近、推理ドラマのミス・マープル、刑事ドラマのモース刑事、探偵ドラマのシャーロック・ホームズなどを動画サイトやオンデマンンドで視聴している。
ドラマの中の時代背景として共通するのは、居間にテレビが見当たらないことである。登場人物は家族の人と会話する時間が長い。来客があればもてなす習慣があったようだ。牧師が地域の人々の日常生活に密着している時代であった。
この中で、ミス・マープルシリーズは、テレビ普及する前の、伝統的なイギリスの田舎の上流階級の人たちの生活実感がある。人々は日常的に正装、特に中高年になればなるほどきちんとした身なりの人が多い。老人たちは、ガーデニングや近所の人たちとの会話で一日を過ごしている。教会は人々にとって社交の場であり、精神的な砦であったようだ。
しかし、現代のイギリスは移民が増えたこともありそうではなくなった。テレビが、人々の生活スタイル、価値観、伝統までも破壊したような気がする。
現代の日本人はどうか。新聞が配達されれば隅から隅までじっくり読み、変わった事件が起きればニュース番組を家族総出で視聴する。その結果、何が失われたか。家族との会話する時間、思索する時間、来客を大事にする習慣である。
私個人は、値上げを機に新聞を解約した。その結果、時事問題についての家族との会話が増えた。さらに、ニュース番組をまったく見なくなった。もちろん、NHKの大河ドラマ、紅白などはこの10年間見ていない。
代わりに、ニュースサイトやまとめニュースサイトでの閲覧、オンデマンドでのドラマ視聴、LINEなどで学生時代の同級生、ボランテイアサークルの知り合いとのやり取りが増えた。
遅くまでテレビ視聴することはほとんどない。
近々テレビアンテナを撤去しようと思っている。撤去するにはお金がかかるが放置すれば放置したで、屋根に損傷が起きないか気になるし、受信契約解約してアンテナを撤去しないでいるとNHKの集金人がやってくる。NHKとは二度と接触したくもないのでアンテナ撤去することにした。
見たい番組があれば、オンデマンドで視聴する。ユーチューブにもたくさんアップロードされている。幸い操作方法や、どのオンデマンド契約が自分のニーズに合っているのかかわかってきた。
そのNHKは視聴者からの要望を無視し続けている。偏向報道、偏向した番組は続いているし。素性的に反日的な外国籍職員が激増していると聞く。総務省も自民党もNHK改革に熱心ではないし、以下の記事などからNHK改革はとっくに諦めた。
『元記者が証言するNHK報道の裏側―NHK受信料は半額にすべき』大和大介著(展転社) 金銭感覚が麻痺したNHK職員。最初の違和感は「タクシーでランチ」だった マイカー取材を認めない「事なかれ体質」
最後の手段として、テレビアンテナ撤去により、NHKの消滅を待望するのである。


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コメント 4

tomi_tomi

NHKはとにかくお金を取る事しか考えてないですね!次はネット放送で国民に金を払えと脅迫してくると思います。
by tomi_tomi (2022-03-25 17:07) 

駄洒落好きな庭師

ネット放送での受信料義務化は、大きな国民的論争に発展、NHKは存亡の危機に直面すると予想します。

by 駄洒落好きな庭師 (2022-03-26 12:19) 

ゆうのすけ

はじめまして!ご訪問・nice! ありがとうございます。☆彡
by ゆうのすけ (2022-03-26 16:11) 

駄洒落好きな庭師

こちらこそ、宜しくお願いします。
by 駄洒落好きな庭師 (2022-03-26 19:18) 

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