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良心的な解体業者の見分け方 [社会動向]

解体業者というと悪質な業者だらけと思っていたが、そうではない業者に遭遇したようなので、どんな特徴があったのか、この目で確認したことを中心に述べさせていただく。



まず、良質な業者の方から特徴を述べさせていただく。

作業車の外観、作業員の顔つき、服装は、どう見てもヤクザ風。最初は、とんでもない集団が来たと思った。作業が開始された。最初にネットが張られた。鋼管足場ではなく、丸太を使っていた。とび職が担当したように見えた。同時に、規律が取れていることにまず気がついた。

数日間の作業日、7時55分頃、工事現場に到着。現場で朝礼らしきことを始めてから作業開始。作業開始は8時2分頃。17時には作業終了。時間は正確に守った。その日毎の後片付けはもちろん、道路の清掃は、ブラシと散水でしっかりやっていた。

重機の運転手は、マイクで作業員と連携取りながら、解体作業を進めた。重機作業の合間にどうしても人手がかかる作業がある。フレコンパック等への品目別(断熱材、石膏ボード等)詰め込み作業が該当するが、重機作業領域、作業員作業領域設定が事前設定されていたように思う。。

手抜き対象となりやすい交通整理は、ほとんど全員がやっていた。駐車中のダンプ運転手自ら交通整理していたのは驚きだった。。ダンプカーの死角となる場所の車の出入りの対応は特に丁寧だった。

3日目には作業員の方から挨拶するようになった。ちょっとしたことだが、個々の作業員がチームワークを意識して作業していることがわかった。

工事責任者と思われる、重機の運転手は、マイクで個々に作業員に指図する傍ら、気温上昇を見計らったように、若い作業員を叱りつけた。目的は事故防止にあることは明白。気の緩みによる事故を防ぐ効果はあったように思う。

工事終了に際して、責任者と思われる重機の運転手が最後の最後まで残り、やり残した作業はないか、全員で念入りに確認。コンクリート基礎除去した後、地盤が緩みやすい地面の整地、転圧、締固めは何度も行われた。

作業期間中はうるさいと思ったこともあったが、後で来た杭打機が傾いて事故発生するよりはマシだろうと思った。

ちなみに、この解体業者は、ホームページにて施工実績を公表していた。戸建て住宅の解体工事も含まれていた。顧客が満足している証拠と思った。


悪質な業者の場合は、午前8時前から作業開始した。飛散防止対策もしなかった。大音響、激しい揺れがあっても知らんぷりだった。服装的には、良質な業者と左程違いはない。


ネットでは悪質な業者について、見分け方のウンチクに関する情報を読むことができる。



悪徳な解体業者が行う手口や特徴とは?被害に遭わないために



解体工事の悪徳業者を見抜く方法とトラブルが起きたときの対処法




ただし、人相や服装等、見かけで良心的か悪質かを区別することは難しい。


人を見かけで判断することは世情的に常識であるが、見かけに惑わされず、中身で判断することの難しさを改めて知った次第。



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宗教にはまる女性たち [社会動向]

ネット情報などから、安倍元首相暗殺犯の母親は統一教会の信者だそうだ。1億を超える寄付をしたことなどから、裕福な家庭で育った方のようだ。



実家や会社の土地も続々…山上徹也の母親が統一教会に寄付していた「5000万円資産」の中身





多感な青春期、宗教にはまった二人の女性に遭遇した。


一人は、統一教会のとある地方支部の広告塔みたいな人。もう一人は、普通のキリスト教の宗派を渡り歩く熱心な信者。



一人目から紹介させていただく。

出会った場所は、有名書店の入り口。書店に入ろうとして、一人の女性に呼び止められ、大学名等を聞かれた。年齢は3歳くらい年上。彼女は、給与が高いことで知られる有名銀行の行員。近く予定されている、集団結婚式の相手を探しているとのこと。爽やかで清潔感ある雰囲気、容姿等、結婚相手として、一見申し分ない人に見えた。出会った直後、手紙を頂いた。内容は、統一教会の教義そのままの文面が綴られていた。キーワード的には「サタン」が多かった。

私は、彼女が「サタン」という言葉を異常に使うことに違和感を持った。どんな宗教であれ、言葉の使い方は重要である。(今は、「サタン」とは、彼らが滅ぼしたい「日本」、「日本の國體」のことを指していると言われている)

彼女は、統一教会はキリスト教の一派であるとして私に話したが、聖書の概要を知っていれば、教義的には聖書とは乖離した宗教であることは明らかだった。つまり、彼女は、キリスト教の一派であるとした統一教会側の紹介をついうっかり鵜呑みにした可能性があるのだ。



二人目は、同級生。

彼女の家に2年ぶりに会いに行った際、びっしりと線引きされた聖書を見せられた。いろいろ話したが、彼女の心の扉を開けることは難しいことがわかり、しばらく距離をおくことにした。数年後、会いたくなって手紙を書いたところ、便箋数枚に、神を賛美する言葉がびっしり書かれた返事が来た。彼女の話によると、大学時代から宗教関係のツテで海外留学しつつ、いろんな宗派を渡り歩き、所属した団体それぞれにおいて幹事役みたいな役職についていた。今も宗教関係の仕事に就いているはずである。つまり、彼女の人生は、学生時代も今も、所属する宗派は変わろうと宗教と一体化しているのである。数年に一度、所属宗派を変えることから、青い鳥を探す信者みたいな気がする。

彼女からみて、私が時折陥る、はしかみたいな一夜の恋、軽い気持ちの恋心などは理解し難かったようで、付き合い続ける気が起きなくなった。彼女のことはずっと好きだったが、過剰に宗教に入れ込む、彼女の視点からの、宗教と介した男女関係に違和感を持ち、別の女性と婚約することにした。



二人に共通することは、なかなかの美人、社交的、育ちが良く、一般的には良い性格の人と思われていることである。


安倍元首相の暗殺犯の母親もおそらく、私が遭遇した二人の女性と似たタイプのような気がする。



おそらく、思想的に信じてしまったら疑うことをしなくなるのであろう。


宗教の怖ろしさはここにあるのではないかと、振り返って思う次第である。

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若い世代に期待しているが [社会動向]

とんでもない事件が相次いでいる。



「給付金でもめていて、店に迷惑がかかるので辞める」と伝え退職/「驚いた」4630万円誤振込問題 花田町長/ネットの声「もめていたんじゃなくて、もめさせたんだろ」



19歳少年、祖母(75)を鉄パイプで殴り殺害しキャッシュカードを奪って引き出した300万を恋人に貢ぎ、平然と葬式に参列  検察が19歳の男を実名公表 鈴木敬斗被告(19)



「タイマン張ったるわ、来んかい!」25歳の男2人、コインパーキングで殴り合う → 決闘罪で逮捕 京都





なぜこれらの事件が起きてしまうのか。

テレビ出演するコメンテーターの如く、大した知識もないのにしたり顔で語る気はない。


これらの件とは別に、今の若者層(戸建て居住者)に共通している現象がある。


・挨拶は一応する

・家の前にポイ捨てされたゴミを拾おうとしない

・敷地内の草むしりを面倒臭がる

・敷地に植物を植えるくらいなら人工芝で敷地を覆いたがる

・ネット通販等で販売されている宿根を有用な植物と認識しない



最近の若い者はみたいな言い方をする気はない。


これらの中で植物に関する反応に着目したい。

近隣の小学校では、理科の授業など、野菜栽培する機会がふんだんにある。従って、植物への関心がないはずはない。


このような植物に対する無関心さの原因はどこにあるのか。


母親の植物への無関心さ、都市化により戸建て生活者が減り、幼児教育段階での植物にふれる機会がなくなった、遊具がある公園はたくさんあるが身近な場所に観賞レベルの庭園がないような気がする。


近所に住む小学生を持つお母さん(結構な美人)は、広い敷地に花を植えようとしない。それどころか、自治会で植えた花壇を車で踏み荒らす常習犯だった。


こんな世相でいいとは思えないのである。


以上

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迷惑施設化する保育園の問題 [社会動向]

待機児童問題が表面化したことに伴い、全国的に保育園施設が新設ラッシュ状態にある。

しかし、最近になって、二種類の騒音被害が発生していることを知った。



一つは、園児の声による騒音被害。

子供嫌いの人には堪えがたい気がする。裁判を起こす住民までいる。




保育園・幼稚園の騒音問題と防音対策



保育園の騒音問題~実際に起きた2つのケースと園の対応、経験談~



2017-4-1 保育園の騒音をめぐる裁判 ~判例(神戸地方裁判所平成29年2月9日判決)より~



「園児の声うるさい」…保育園は“迷惑施設”か



保育園の隣に住んで、発狂レベルの騒音を体験して思ったこと





もう一つは、保育園に設置されたガスヒートポンプによる「低周波音被害」である。



GHP(ガスヒートポンプ)による「騒音被害」が、「低周波音被害」へ進行中



寄稿:ガスヒートポンプエアコン室外機(GHP)騒音被害 「参照値」越え騒音下で10年間





社会的に認知が十分でないこともあり、低周波音被害は潜在的に広く発生している可能性がある。ガス会社により安価あるいは無償工事で設置されることによる一種の公害である。



厚生労働省はこのような低周波音被害が発生することを想定したのであろうか。自治体は園児の声に対する苦情には敏感だが、設備が原因となる低周波音には無関心のようだ。

ガスヒートポンプを拡販しているのはガス会社である。


騒音被害実態が広く知られることで、保育園は今や社会的に迷惑施設と認識され、今後は、新規立地を断念するケースが続出することになるのではないか。

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大量早期退職時代への備え 人生設計の必要性 [社会動向]

新聞などでの情報によると、企業・官庁等での定年延長が進められる一方、企業で働く中高年社員を狙い撃ちにした早期退職募集が相次いでいる。
土曜日夜6時からの人気番組「人生の楽園」というテレビ番組での週替わりの出演者では、定年退職者は極端に少ない。
こうした社会動向を意識すると、勤め始めた時点で、早期退職するか、早期退職させられることを前提に人生設計しなくてはならない時代となったように思う。
どの時点から備えるべきか。正解はない。
定年まで働き会社に言われるままに働き続けることが幸せな人生とは限らない。
人生設計的な点で事前に配慮すべきことがあるような気がする。伴侶、マイホーム、副業等についての私見を述べたい。
伴侶:できるなら、早期退職を認めてくれる人を選ぶべき
マイホーム:背伸びせず、なるべく早く無理なく完済できる物件とすること
子供の進学:ほどほどの出費で済ませる
副業:年間100万以上稼げるビジネスを確保すべき
共働き:共働きである必要はないが、子供が大きくなれば自然とそうなる?
さて、企業側の視点でみた場合、早期退職募集に応募する人の特性として、やる気があり能力ある人材から真っ先に辞めていくジンクスがあるそうだ。
このジンクスについては、人事部長の立場であった先輩から直接聞いたことがある。ネット情報などでも経験者談として指摘されていることである。
その考えで行くと、早期退職を何度か募集した企業の場合、最後の最後に残るのはどういうタイプの人物かということになる。会社にすがり、会社に所属し会社で時間を潰すことに熱心な会社依存症の人ということになる。
彼らには、効率良く仕事するとか、できるだけ短時間で課題処理するという発想はない。こういう人にとって、サラリーマンは三日やったらやめられない天職となる。日本社会の生産性の低さが指摘されて久しいが、原因はこの辺にありそうな気がするところである。

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